中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 中日交流 >> 本文
  • descriptiondescription
1500種類のバラと共に 68歳日本人男性の成都起業の歩み
  ·   2016-06-16  ·  ソース:人民網
タグ: 日本;バラ;中日交流
印刷

またローズ園では、アーチなどにはわせて育てるバラがほとんどだが、このアーチの大きさに関して、岡田さんは厳格に要求しており、1センチでも間違っていれば作り直させる。徐さんは「岡田さんがこのように要求するのは、全て同じ大きさにそろえることで、冬になって園内に咲く花が少なくなっても、美しい景色を保つことができるためだ」と岡田さんの意図を教えてくれた。

ローズ園にはアスファルトの通路は無く、通路は全て小石が敷き詰められているか、芝生になっている。そしてさらに面白いのが、園内にはゴミ箱が一つも設置されていない点だ。「来園者にはなるべくゴミを出さないようにしてほしいと思っている」と話す岡田さんはエコを目指した自然の中で、バラを鑑賞する環境を作り出したいとしている。そして「ここ数年、成都も国際化が進み、成都に住む人々も外から入ってきた事物をだんだんと受け入れられるようになってきている」とし、さらに多くの人々にバラを楽しんでもらうため、岡田さんと徐さんは現在新たにローズ博物館を建設し、バラに関する知識やストーリーなどを紹介したいと考えている。「この永寧鎮をバラの街にしたいと考えており、現地政府も我々のこの考えを大いに支持してくれている」と語った。

起業にはこだわりが必要だ。本来ならば晩年をのどかに楽しむことができる68歳の岡田さんは、このこだわりを持ち続け、挫折後も初心を堅持し続け、家族や友人たちと離れることも厭わず、遥か海を越えて成都で起業した。

岡田さんは成都でバラを植え初めてからすでに10年以上の時を費やしてきたとし、「もし何ら成果を残せなかったら、自分自身に申し訳が立たない」と語った。

「大衆による起業・革新」の時代、より多くの起業者は岡田さんからその勇気を学び、信念を持ち続け、自身の起業の道を歩んでほしいと思う。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年6月16日

前のページへ12
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号-4 京公网安备110102005860

中国語辞書: