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ヘアドネーションのため3年間髪を伸ばし続けている河南省の5歳の男の子
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· 2023-04-11 · ソース:人民網 |
タグ: がん;へアドネーション;社会 | ![]() 印刷 |
「僕は男の子だけど髪を伸ばしています。がんと闘う子供に寄付するためです」そう話すのは、河南省新郷市在住で今年5歳の光年くんだ。最近、光年くんの30センチ以上まで伸びた髪を見せる動画が関心を集めている。
光年くんの母親の単さんは、「きっかけは息子が以前見たがんと闘う子供のドキュメンタリー番組だった。その番組では、化学療法が原因で髪の毛が全部抜け落ちてしまった女の子が登場していた。そして、その女の子は一番欲しいものは長い髪と話していた。それを見た息子は髪を伸ばして寄付したいと思うようになった」と話す。
当時、光年くんはまだ2歳だったこともあり、単さんたち家族は、「言ってみただけのこと」と思い、「いつやめてもいいよ」と言ったこともあったが、その予想に反して、現在までずっと伸ばし続けてきたという。「始めて幼稚園に行った日、みんなに『女の子でしょ』と言われて、『男だ』と言っても『髪が長いのは女の子だ』と言われて悲しかった」と光年くん。
この3年間、しょっちゅう女の子に間違えられ、それが原因で泣いたこともあったが、あきらめることなく髪を伸ばし続けている光年くんは、「お父さんから、男ならからかわれても恐れるなと言われた。髪が短いので、一目で男の子と分かる弟が羨ましくなる時もあるけど、僕はお兄ちゃんだし、僕はウルトラマンになりたいんだ!」と話す。
この3年間で、単さんも何度も「髪を切ったら」と言ったことがあったそうだが、毎回光年くんに拒否されたのだという。光年くんは、「諦めたくない。誰かの助けになることができるから続けたい。もう3年も伸ばしていて、35センチの基準に達したんだ」と話す。単さんは、「今年の夏休みには、髪を寄付できる。そうなれば、息子も自分の目標が達成できる」と、その時を楽しみにしている。
ピュアな光年くんの優しさに、多くの人が感動を覚えている。光年くんは助けが必要な子供たちのために行動を起こし、愛を届けているからだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月11日
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