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仕事中の「サボり」が必要! 5分の休息で作業効率がアップ
  ·   2023-04-21  ·  ソース:人民網
タグ: 仕事;体;社会
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仕事中にボーッとしたり、雑談したり、席を立ってちょっと歩いたりする……。このような現象は職場でますます一般化しており、「摸魚」(サボり)という専用の呼び方までできた。これには、「怠ける」、「集中力がない」、「だらだらする」というように感じられているようだ。ところが仏パリ脳研究所が「カレントバイオロジー」に発表した研究成果によると、6時間働く場合は「サボり」が必要で、気分転換することでより効率的に働くことができる。「摸魚」するのは怠けているからではなく、脳が確かに休息を必要としているからだという。生命時報が伝えた。

この研究では、40人の被験者を複雑な意思決定が必要な難しい任務のチームと、それほど頭を使わない単純な任務のチームに分け、6時間の実験を行った。その結果、実験が進むにつれ、難しい任務のチームの被験者に疲労の顕著な様子が見られた。6時間後、単純な任務のチームと比べて、難しい任務のチームの被験者の外側前頭前野(LPFC)に後者よりも多くのグルタミン酸(Glu)が蓄積され、約8%増加した。

脳の過度な使用により、主に認知の制御を司るLPFCにグルタミン酸が蓄積される。グルタミン酸の蓄積に伴い、脳が「回転しなくなった」と感じるようになる。この時に脳は思考を必要としない気軽に達成感を得られる活動によりグルタミン酸の濃度を下げ、脳内の「廃棄物」を除去してはじめて、より良く回転できるようになる。

米ノースカロライナ大学の研究によると、仕事で疲れた時に5分間の小休止を挟むだけで、気力を取り戻し、集中力を高め、仕事により良く取り組めるようになる。小休止とは仕事中の短い自発的な無作為の休息のことで、作業スペースを一時的に離れたり、同僚と雑談したり、ストレッチをしたりするといった行為が含まれる。

また「Pratiques Psychologiques」に発表された研究によると、午前の方が集中しやすく、10時か11時に小休止することで作業効率を再びピークに持っていくことができるという。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年4月19日

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