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中医薬の薬草を栽培し、豊かさ増す吉林省の村
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· 2023-06-14 · ソース:人民網 |
タグ: 吉林省;中医薬;社会 | ![]() 印刷 |
肥沃な黒土の畑で農作業が急ピッチで進められている傍らで、李さんと合作社の農家は「専用のビニールハウス」の設置を完了させた。吉林省樺甸市樺郊郷の山あいにあるこの8ヘクタールの中医薬の薬草を栽培する薬用植物栽培園でも、急ピッチで作業が進められていた。
吉林省において、中医薬の材料となる薬草栽培の歴史は長い。近年、中医薬産業が急速に発展するにつれて、樺甸市のような長白山の支脈上の県の行政中心地は、積極的に「中医薬村」を作り上げ、薬草の栽培面積は拡大の一途をたどり、栽培者も増加し続けている。
統計によると、樺甸市の昨年の薬草栽培面積は約2万2807ヘクタール、生産量は2393.5トン、売上高は2億840万元(1元は約19.4円)、薬草栽培者は4300世帯以上に達している。
ベテランの西洋人参栽培農家である李さんは、これまで人材育成を3期にわたって取り組み、「億万長者」を生み出してきた。「薬草栽培は経験が必要。近年、実地調査に来たり、技術を学びに来たりする人が増加の一途をたどっている。作業をしている時も、携帯電話が手放せない。近くの各郷・鎮で栽培されている薬草の種類は異なり、樺郊郷では西洋人参を栽培している」と説明する。
蘇現貴さん(42)が所属する富貴薬草栽培合作社は、多岐にわたる業務を展開しており、土地の特徴や季節に合わせてホソバオケラやオニノヤガラ、党参、キバナオウギなどを栽培している。
近年、長白山の薬草は海外展開も加速させている。合作社には、地元の村民だけでなく、遼寧省や河北省といった地域から来た約100世帯のメンバーも参加している。合作社の中核となる人は、長白山の栽培経験や品種を、広東省や浙江省などにシェアしている。
長白山の支脈上にある吉林省磐石市もまた薬草栽培の長い歴史を誇り、霊芝やオタネニンジン、チョウセンゴミシ、シャクヤク、貝母などを栽培している。
薬草栽培者の李徳宝さんの栽培面積は今年約173ヘクタールに達し、栽培している薬草の種類も13種類にまで増えた。「今市場はとても盛り上がっている。ブローカーや製薬会社が『争奪戦』を繰り広げている品種もある」という。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月13日
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