李強総理は8日、訪問先のブラジル・リオデジャネイロで、中国銀行や長城汽車、国家電網、金風科技、中糧集団、格力電器、大華技術、中天科技といった在ブラジル中国企業のトップとの座談会に出席した。新華社が伝えた。

李総理は「国際経済・貿易構造に現在、深い変化が起きている。一国主義と保護主義が台頭し、様々な貿易・投資障壁が増加する一方で、新たな科学技術革命と産業変革も深く進行しており、企業にとっては試練と機会が併存している。中国企業には、時勢に順応して積極的に行動してもらいたい。優れたブランドを築き、先見的布石を強化し、『メイド・イン・チャイナ』『クリエイテッド・イン・チャイナ』のグローバル競争力を高める必要がある。また、現地市場を深く開拓し、売れ筋でニーズに合った製品やサービスをより多く消費者に提供するとともに、ブラジルを拠点により広大な中南米市場へと進出し、より大きな発展の実現に努める必要がある。現地の法制度や文化習慣を尊重し、法令順守のもとで経営活動を行い、社会的責任を積極的に果たし、責任感をもってコミットする中国企業というイメージを築くべく努力する必要がある」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年7月9日